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アメリカで起業 〜8つのビジネスアイデア〜

更新日:2023年2月21日

近年のアメリカ国内のトレンド検索ワードを調べると、2020年以降確実に増えているものの中に「起業」があります。中国との小競り合いを続けつつも、未だ世界第一位の経済規模を誇るアメリカ。そして景気の低迷が続いていて、更に少子化によりマーケットが縮小していく日本。


日本を抜け出し、または日本にいながらにして、アメリカ(または英語圏)を市場ターゲットとしたビジネス拡大や起業を考える企業・個人が増えているようです。


今回は、割と汎用的で始めやすいと思われるアメリカでの起業ビジネスアイデアを8つ紹介してみたいと思います。


1、ECサイト運営

コロナ禍により更に急成長を見せているE-Commerce。オンラインショップを立ち上げるための様々なツールやアプリもどんどん開発されています。販売できる商品の自社製造が可能であるか、卸価格で仕入れた商品を再販することができれば始められるビジネス形態です。

日本のそれと比べて約3倍の人口と約5倍と言われるEC市場規模があるアメリカで、日本の強みを活かした商品を販売できるニッチな領域を見つけることが鍵かもしれません。

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2、オンラインティーチング

言語学習や楽器演奏、アートやデザインレッスンなどオンラインで他の人に教えることができるコンテンツがあれば、割と手軽に始められます。書道や華道、漫画の書き方レッスンなど、日本の文化に興味のあるアメリカ人を対象にした内容であれば日本にいることを強みにして始められるビジネスにもなります。

一通りの学習プログラムを作り継続的な販売体制ができれば、少しずつ生徒数を増やしていくことで月々の安定収入に繋げることができます。

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3、コンサルティング

特定の領域(ビジネス、マーケティング、人事、法律、会計など)についての専門的な知識があり、常に新しい情報を取り入れる好奇心やモチベーションを保てるような情熱があることが必須。知識のアップデートは必要ですが、商品在庫等は不要だし大きな資金がなくても一人でも始められる&企業がお客さんになるので安定しやすいビジネス形態と言えます。

アメリカでの起業、ビジネス・マーケティング支援サービスを日本企業向けに提供したり、逆に日本へのビジネス進出支援をアメリカ企業に提供するパターンも考えられますね。

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4、翻訳サービス

AIを使った自動翻訳業界の進化はあるにしても、機械で訳された文章にはまだ違和感があります。ビジネス上のやり取りや、会社からのマーケティングを含む発信となれば、自然な使い回しでそのエリアに馴染んだ言語が求められます。複数の言語に精通したバイリンガルやマルチリンガルの方は、ビジネスのオンライン化に便乗した形でウェブサイトやソーシャルメディア上での言語翻訳サービスなどの提供から始めてみてはいかがでしょうか?


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5、フードビジネス(テイクアウト、宅配)

いきなり店舗でのレストラン経営となるとハードルが高いと思いますが、コロナ禍以降急速に需要が高まっているテイクアウトやデリバリーを中心としたフードビジネスであれば参入しやすくなりました。シェアキッチンやゴーストキッチンなどを利用して、調理器具や衛生環境が整った場所さえあれば、フード関連アプリとの連動によって集客や決済をよりスムーズに行うこともできます。美味しいものと良いサービスさえ提供できれば、言語の壁は悠々と超えられるビジネスですよね。

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6、グラフィックデザイナー

最近、”デザイン思考”という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。企業が何かを販売する際に必ず必要とされ、大きなニーズがあるグラフィックデザイナー。魅力的なクリエイティブは、デスクとパソコンさえあれば始められるとっても投資効果の高いビジネスアイデアの一つ。

需要の高いウェブサイト制作やソーシャルメディアで使用するためのデザインサービス提供を中心に始めてみるのが良いかと思います。

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7、メディア運営、インフルエンサー

ブロガーやYoutuberも含め、大きな影響力を持つことでマネタイズが可能になるのはオンラインビジネスの大きな特徴でもあります。スマホでデジタルコンテンツを消費する時間は益々増えていきます。良質なコンテンツクリエイターになることができれば一攫千金も夢ではない世界。

また、アクセス数の多いメディア運営をすることができればスポンサー広告収入やアフェリエイトなどでの収入も見込めます。簡単には海外旅行ができなくなってしまったコロナ禍の状況ですが、東京オリンピックの影響も少なからずあってか日本への観光需要は更に高まると予想されています。未来のニーズを見込んで今のうちに日本の観光情報を英語圏に向けて発信できるメディアを作っておくのも手かもしれませんね。

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8、動画編集サービス

Youtubeの爆発的な影響力は止まることがないようです。動画の撮影や編集をする機材環境が整ってきているので、個人でやっている人も増えていますが、企業がマーケティングや商品紹介などに作成する動画などはやはりプロの編集力が求められます。

マーケティングの知識を兼ね備えた動画編集サービスを提供することができれば、企業向けのサービスとしても成り立ちます。日本企業に対しては英語翻訳+キャプションを、アメリカ企業に対しては日本語翻訳+キャプションを付加価値として提供するのも良いかもしれません。

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以上、2021年9月現在の状況下でのお勧めとして、起業するとしたら比較的始めやすい8つのビジネスアイデアをオンラインビジネスを軸としてあげてみました。

今後どんなふうに経済状況が変化していくか、未来のことは誰にもわかりません。

AIやディープラーニングの分野、暗号通貨やフィンテックの分野、電気自動車や環境エネルギーの分野、そして盛り上がりを見せる宇宙産業、将来的に可能性のありそうな分野への興味や好奇心があるのであれば、先を見越したビジネス戦略を今のうちに計画し、水面下で準備を進めていくのも同時並行的にできると良いですね。


最後に、”起業”を大袈裟に考えてしまうと不安にもなります。できるところから少しずつ、副業でオンラインビジネスを始めてみる感覚で捉える方が良いかと思います。それでも情報が溢れていて、何から手をつけていいか分からない!という場合は、お気軽にご相談ください。


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