アメリカの大学生が使えるメンタルヘルスケアまとめ
- Sarah

- 2 日前
- 読了時間: 5分
― 留学生が知っておきたい「大学のサポート」と「一般向けツール」
アメリカで大学生活を送っていると、学業・将来・ビザ・言語・人間関係など、気づかないうちにストレスが積み重なりがちです。実はアメリカでは、大学が提供するメンタルヘルスケアや、一般向けの支援ツールがかなり整っています。
今回は、留学生として知っておきたい
大学が提供しているメンタルヘルスケア
誰でも使えるアメリカのメンタルヘルス支援ツール
利用するときの注意点
をまとめてご紹介します。

1. アメリカの大学が提供しているメンタルヘルスケア
① カウンセリングセンター(Counseling Center)
ほぼすべての大学に設置されています。
特徴
学生は無料 or 低価格で利用可能
学業・人間関係・不安・うつ・ホームシックなど幅広く対応
個別カウンセリング/グループセッションあり
オンライン対応の大学も多い
ポイント
「病気じゃなくてもOK」
「ちょっと話を聞いてほしい」レベルで利用可能
留学生でも利用でき、ビザに不利になることはありません。
② 緊急メンタルサポート(Crisis Support)
強い不安やパニック、危険を感じたときのためのサポートです。
24時間対応の緊急ホットライン
学内警察や専用窓口につながるケースも
自傷・希死念慮がある場合はすぐ利用を
多くの大学では「After-hours crisis line」として案内されています。
③ 学業面の配慮(Academic Accommodations)
メンタルヘルスが理由で、以下のような配慮が認められることもあります。
課題の提出期限延長
試験形式の調整
出席の柔軟対応
Disability Services(障がい学生支援)を通して手続きするのが一般的です。
2. 大学外でも使える一般的なメンタルヘルスツール
① メンタルヘルスアプリ(学生にも人気)
瞑想・睡眠・不安軽減
大学によっては無料アクセスあり
オンラインカウンセリング
留学生も利用可能(英語が中心)
② ホットライン・無料相談窓口(全米共通)
電話・テキスト・チャット対応
24時間・無料
英語が中心だが通訳対応ありの場合も
「今すぐ命の危険がある状態でなくても」利用できます。
③ 大学生向けワークショップ・サポートグループ
ストレスマネジメント
不安対処法
留学生向けサポートグループ
Counseling CenterやInternational Centerが主催していることが多いです。
留学生向け メンタルヘルスアプリ比較表(アメリカ)
アプリ名 | できること | 向いている人 | 料金感 | メモ |
Headspace | ・短時間の瞑想 ・不安/集中/自己否定ケア ・睡眠用ガイド | ・考えすぎる ・勉強前にリセットしたい ・瞑想初心者 | 有料(※学生無料ありの場合も) | 大学契約で無料になることが多い |
Calm | ・睡眠ストーリー ・呼吸エクササイズ ・リラックス音楽 | ・とにかく眠りたい ・疲れが溜まっている | 有料(学生割あり) | 癒し・リラックス重視 |
BetterHelp | ・オンラインカウンセリング ・テキスト/音声/ビデオ | ・対面が苦手 ・学外の人に話したい | 有料 | 英語中心・柔軟な時間設定 |
Talkspace | ・セラピストとチャット相談 ・医療寄りサポート | ・日記感覚で吐き出したい ・忙しい学生 | 有料 | 医療色がやや強め |
988 Lifeline | ・緊急メンタルサポート ・電話/テキスト/チャット | ・今すごくしんどい ・パニック状態 | 無料 | 24時間対応・命の危険がなくてもOK |
どう使い分ける?(留学生向け簡単ガイド)
状況 | おすすめ |
日常的な不安・疲れ | Headspace / Calm |
誰かに話したい | BetterHelp / Talkspace |
今すぐつらい | 988 Lifeline |
英語に自信がない | Headspace / Calm(音声中心) |
3. 留学生として知っておきたい注意点
✔ メンタルヘルス利用=ビザに不利ではない
これは多くの留学生が不安に思う点ですが、大学のカウンセリング利用がF-1ビザやOPT、将来の就労ビザに悪影響を与えることはありません。安心して使って大丈夫です。
✔ 英語に不安があってもOK
「English is not my first language」と最初に伝えてOK
ゆっくり話してもらえる
要点をメモしてくれるカウンセラーも多い
✔ 日本との違いに戸惑っても普通
アメリカでは
メンタルケア=セルフケアの一部
カウンセリング=特別なことではない
という認識が強いです。
「自分だけ弱いのでは?」と感じる必要はありません。
4. 留学生目線での正直な感想
アメリカの大学は、「学生が限界になる前に助ける」仕組みがかなり整っていると感じます。
使わないまま我慢するより、「選択肢として知っている」だけでも心の余裕が全然違います。
まとめ
アメリカの大学はメンタルヘルスケアが充実
留学生でも無料・安心して利用可能
大学外のツールやホットラインも豊富
「頼る=弱い」ではなく「生き延びる力」
留学生活を長く、健やかに続けるためにも、 ぜひ一度、自分の大学のサポートページをチェックしてみてください。

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