OpenAI「Sora2」とは?映像あり。
- Karyo Sugimoto

- 10月9日
- 読了時間: 6分
目次
Sora2とは何か
OpenAIが2025年9月30日に発表した「Sora 2」は、映像と音を同時に生成できる最新のAI動画生成モデルです。リアルな音声、効果音、環境音を含めた動画をテキスト指示だけで作り出すことができ、AIによる映像表現の新しい時代を切り開いています。アメリカのApple Storeのランキング一位はこのsora2です。(2025年10月5日現在)
主な特徴と機能
1. 映像と音の統合生成
Sora2では、映像の動きや光の反射、人物の発話や環境音がすべて同期されて生成されています。AIが映像フレームと音声を連動させることで、これまでにない自然で音と映像が一致しているのが上にある動画や実際にSora2を使ってみるとわかると思います。 2. 改良された動作 登場人物や物体の動きが、より現実的な物理法則に従って再現されるようになっています。従来のAIには不自然な動きであったりAIで作られたとすぐにわかる微妙なものが多かったと思います。Sora2は映像内の違和感や不自然な挙動が従来のAIに比べて大幅に減少しています。使ってみるとよくわかりますが本当にAIなのか本物なのか見分けにくくなってきています。
3. コントロール性と一貫性の向上
複数のシーンを指定しても、ストーリーの流れや世界観が途切れないようになっています。一つのシーンだけでなく複数のシーンをAIが勝手作ってくれ、ユーザーは細かな指示でシーンをコントロールできるようになり、より精密な映像制作が可能となりました。
4. Cameo機能による自身を動画化
「Cameo」機能を搭載。本人の同意を条件に、自分がAI映像の中に登場することができる。Cameo機能を使えば特別な撮影機材や編集技術を使わず、テキストでシーンを指定するだけで、自分が登場するリアルな映像を作り出すことができます。
5. 安全性とウォーターマーク
生成されたすべての動画には、AI生成コンテンツであることを示す可視ウォーターマーク(動画内に”Sora”というのが表示されるようになっている。これはAIが生成した動画の誤認やフェイクコンテンツの拡散を防ぐ仕組みです。
Soraアプリとソーシャルプラットフォーム
Sora 2は単なるAIモデルではなく、専用のSoraアプリとソーシャルネットワークを備えています。このアプリでは、AI動画を生成し、そのまま共有や閲覧が可能。TikTokに似た縦スクロール形式で、他のユーザーのAI動画を簡単に見つけたり、コメントを残したりできるようになっています。この設計により、AIクリエイターがアイデアを交換しながら発信できる新しい創作コミュニティが生まれています。他のユーザーが作ってポストしている動画を自分好みに変える機能もあります。
招待コードが入手困難、招待制とは何か
Sora 2は現在(2025年10月5日時点)、iOSユーザー限定で提供中の“完全招待制アプリ”です。つまり、OpenAIから直接の招待を受けるか、既存ユーザーからの招待コードを入手しなければ利用できません。アプリのダウンロード自体は可能だが、コードを入力しなければアカウントを有効化できない仕組みになっています。これは、OpenAIが新製品のローンチ時に行う段階的リリースの一環であり、初期ユーザーからのフィードバックをもとに性能や安全性を調整する目的があります。
Sora 2の今後
現時点では、Sora 2はiOS向けアプリでのみ利用可能ですが、将来的には Web ブラウザから操作できるバージョンや、Android版、他のモバイルにも提供される可能性が高いです。Web 版が出れば、アプリを入れられない端末、環境からでもアクセスできるようになると思います。現在報じられているところでは、ChatGPT Pro ユーザー向けに Sora 2 Pro モードが提供される予定との噂も。この Pro モードでは、より高解像度、長尺、細かい制御が可能なモデルになると予想されます。無料版との差異をはっきりさせ、利用者にアップグレードの選択肢を与える形になると思われます。
実際に使ってみた感想
Sora 2を実際に使ってみて、まず感じたのは映像の完成度の高さです。テキストに自身の作りたい動画をを入力するだけで、10秒のショート映像が数十秒で生成されます。動きの自然さや光の反射、人物の表情の滑らかさがこれまでのAI映像ツールとは明らかに違いますし本当に見分けがつかないレベルのなっています。。特に、カメラのズームなどの演出表現が非常にリアルで、AIが撮っている感覚を再現しているのが印象的でした。
音の面でも驚かされました。背景音や環境音、足音などがシーンごとに自動生成され、映像と完璧に同期しています。他社のAI動画ツールでは、音は別で編集する必要がありましたが、Sora 2では最初から音付きの完成版が出力されます。この映像と音の一体感が、見ていてすごく自然でしたしAIの成長の怖さを感じました。
また、マルチショット、複数シーン生成の精度にも感心しました。例えば朝、大学に向かう→授業を受ける→夜カフェで勉強するという流れを指示した場合、登場人物の服装や髪型、時間帯の光の変化までが自然に引き継がれていた。短いながらも1日のストーリーとして成り立っており、AIが時間経過を理解しているように感じられました。
Cameo機能も試してみたが、これも予想以上に自然だった。自分の顔写真をアップロードすると、AIがそれをもとに自身のアバターを生成し、表情や動作を自動的に再現してくれます。笑ったり、首をかしげたりといった細かな動きも滑らかで、驚きの連続でした。ただし、光の当たり方や角度によってはわずかな不自然さも見られたため、まだ改善の余地はあるのかなとは感じました。
こんなにも簡単にクオリティの高いAiの映像ができてしまう、そしてそれは楽しみでもありAiの怖さを知る上ですごく貴重な経験になると思います。
まとめ
Sora 2は、AIによる映像制作を一気に現実的なレベルへと引き上げた革新的なモデルであると感じました。その操作性、そして音との統合は、AIコンテンツ制作の新たな基準になります。Sora 2は、AIが人の代わりに映像を「作る」時代から、人とAIが共に物語を創る時代への転換点に立つ存在になります。今後、教育、広告、エンターテインメント、SNSコンテンツなど、あらゆる分野での活用が期待されると思います。この技術がどのように進化し、どんな新しい表現を生み出していくのかその行方に注目していきたいです。
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