ついつい買っちゃった…“うまい”マーケティング事例7選(アメリカ×日本)
- Sarah

- 9 分前
- 読了時間: 3分
はじめに
「気づいたら買ってた」「広告がうますぎる」そんな瞬間、ありますよね?留学生活で感じた“マーケティングのうまさ”を、実際に購入した商品と一緒に振り返ります。日本とアメリカ、それぞれの「売り方の違い」にも注目していきます!

アメリカ編
① Stanley Cup(タンブラー)
SNSでバズ → 一時品薄
限定カラー戦略(Targetコラボなど)で購買欲を刺激
「機能」且つ「トレンドへの参加感」で売れている
マーケティング視点:
FOMO(取り残される恐怖)を刺激する典型例。 TikTokでのUGC拡散がブランド価値を倍増させた。
② Trader Joe’s のシーズン限定商品
ミニランチ・エコバッグシリーズ(数量限定)
毎年変わるパッケージ+“今年も出た!”の話題性
店舗POPが手書きで温かみがあり、“掘り出し物感”を演出
マーケティング視点:
限定感 × 店頭体験のブランディング。「行くだけで楽しい」購買導線を作っている。
③ Glossier(コスメ)
ミレニアル・Z世代向けの「共感マーケティング」
店舗体験が“フォトスポット化”しており、来店=SNS投稿になる
シンプルなデザインと自己肯定感を刺激するコピー
マーケティング視点:
「あなたらしさが一番美しい」というメッセージを一貫。 ブランド体験=自己表現の一部に昇華。
④ Erewhon × Influencer Smoothie
LA発、高級スーパーErewhonで人気のコラボスムージー(Hailey Bieberなど)
$20という価格でも「限定」「美容効果」「有名人」で完売
マーケティング視点:
価格競争ではなく「憧れのライフスタイル」を売っている。 “飲む美容”דセレブの日常”の掛け合わせ。
⑤ Apple Storeの購買体験
製品説明よりも「触って体験する」導線設計
店員のセールストークが“プレッシャーを感じない”
買った瞬間にAppleの世界観に包まれるUI設計
マーケティング視点:
「購入=自己投資」というブランド哲学。 感情的満足度の設計が圧倒的。
日本編
① スターバックスの地域限定タンブラー
ご当地デザインが“旅行の思い出”になる
SNSでの投稿が購買を促す
限定販売による希少性とコレクター心理の融合
マーケティング視点:
モノ消費→コト消費の成功例。 ブランドロイヤリティを高める「継続的シリーズ戦略」。
② ユニクロUT × アニメコラボ
ワンピース・ポケモン・鬼滅など、感情移入できるIPを活用
“日常服×推し活”の中間点で広い層に刺さる
期間限定+オンライン完売戦略
マーケティング視点:
Z世代の「好きなものを身につけたい」欲求を的確に捉えた。 “普段着に意味を持たせる”のがカギ。
③ コンビニスイーツ(ローソンUchi Caféなど)
コンビニで“ご褒美体験”を演出
「コンビニなのにこのクオリティ!」のギャップ訴求
限定コラボ(GODIVA監修など)で高級感を演出
マーケティング視点:
日常に「ちょっとした贅沢」を持ち込む“マイクロラグジュアリー”戦略。
まとめ:「うまいマーケティングは、“心理の隙”をつく」
最終的にどの商品にも共通していたのは…
限定感(逃したくない心理)
共感・ストーリー性(自分もその一部になりたい)
自己投資・自己表現欲(“買う”ことで自分を好きになれる)
マーケティングのうまさって、単に「売る技術」じゃなくて、「人の気持ちを動かす仕組み」を作っているかどうかなんだなあと思いました。

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