こんにちは!ロサンゼルスに留学中の学生、Mikuです。今回の記事では前回のPart1に引き続き、留学に関わる費用面や生活コストに焦点を当て、特にロサンゼルスとニューヨークの違いについてご紹介します。留学を考えている方にとって、学費や家賃、日常生活のコストは非常に重要なポイントですよね。これを読んで、ぜひ自分に合った留学先を見つけてください!

1. 学費(Tuition)の違い
まず、大学や語学学校の学費についてですが、これは学校やプログラムによって大きく異なります。ニューヨークとロサンゼルス、どちらも有名な教育機関が多いですが、都市ごとの特徴があります。
ニューヨーク
ニューヨークにはコロンビア大学やニューヨーク大学(NYU)など、世界的に有名な名門校が多く、その分学費も高額です。例えば、ニューヨーク大学の学部課程では年間約50,000〜60,000ドル(約750〜900万円)程度かかります。語学学校の費用も比較的高めで、1ヶ月あたり1,500〜3,000ドル(約22〜45万円)が一般的です。
ロサンゼルス
ロサンゼルスにも南カリフォルニア大学(USC)やUCLAといった名門校がありますが、ニューヨークに比べると若干学費が安い場合があります。UCLAの学部課程では年間約45,000〜55,000ドル(約650〜850万円)ほど。語学学校の場合、1ヶ月あたり1,000〜2,500ドル(約15〜35万円)が目安です。
アドバイス: 学費は学校ごとに大きな差があるので、奨学金や授業料免除のプログラムも積極的に調べましょう。特に州立大学は私立大学に比べて学費が抑えられる場合が多いです。
2. 家賃(Housing)の違い
留学中の生活費の中で、最も大きな割合を占めるのが家賃です。ニューヨークとロサンゼルスでは家賃相場が大きく異なります。
ニューヨーク
ニューヨークはアメリカで最も家賃が高い都市の1つです。マンハッタンで1人暮らし用のスタジオアパートを借りる場合、月2,500~4,000ドル(約38~60万円)が相場。ブルックリンやクイーンズなど郊外に行けばもう少し安くなりますが、それでも月1,500〜2,500ドル(約23〜38万円)は覚悟が必要です。
ロサンゼルス
ロサンゼルスも家賃は高いですが、ニューヨークよりは若干安めです。スタジオアパートでは月1,800〜2,800ドル(約28〜42万円)が相場ですが、車で通学できる距離に住めば1,500ドル(約23万円)程度の物件も見つかります。また、ロサンゼルスではルームシェアが一般的なので、これを利用すれば月800〜1,200ドル(約12〜18万円)に抑えることも可能です。
アドバイス: ニューヨークでは公共交通機関が発達しているため、郊外に住む選択肢もあります。一方、ロサンゼルスは車が必要になるため、そのコストも考慮して住む場所を選びましょう。
3. 日常生活のコスト(食費・交通費など)
日常生活のコストにも都市ごとの特徴があります。
食費
ロサンゼルスとニューヨークのどちらも、多様なレストランや日本食が楽しめる環境が整っています。外食の価格はニューヨークの方が若干高めで、普通のランチで15〜25ドル(約2,300〜3,800円)が一般的。ロサンゼルスでは10〜20ドル(約1,500〜3,000円)で済むこともあります。また、ロサンゼルスは日本食スーパーが多いので、自炊をすればさらにコストを抑えられます。
交通費
ニューヨークは公共交通機関が充実しており、月額132ドル(約1万9,800円)の地下鉄定期券で市内をほぼ網羅できます。一方、ロサンゼルスでは車が必要になることが多く、ガソリン代や駐車場代がかかります。ガソリン代は月60〜200ドル(約9,000〜3万円)が目安ですが、車の購入やレンタル費用も考慮する必要があります。
娯楽費
ニューヨークではミュージカルや美術館、観光名所へのアクセスが容易で、その分費用もかかります。例えば、ブロードウェイのチケットは1枚100〜200ドル(約1万5,000〜3万円)が一般的。一方、ロサンゼルスではビーチや公園など無料で楽しめる場所も多いので、娯楽費を抑えやすい環境です。
4. 留学全体のコスト感(年間費用の例)
最後に、ニューヨークとロサンゼルスでの留学全体の年間費用をざっくりまとめてみます。
ニューヨークの場合
学費(大学の場合):約750~900万円
家賃:年間約300~700万円
生活費(食費・交通費など):年間約150~200万円
合計:約1,200~1,800万円
ロサンゼルスの場合
学費(ロサンゼルス大学の場合):約650~850万円
家賃:年間約200~450万円
生活費(食費・交通費など):年間約150~200万円
合計:約1,000~1,500万円
アドバイス: 留学費用は都市や学校、ライフスタイルによって大きく異なります。事前にしっかりとシミュレーションを行い、奨学金制度やローンなどを活用して計画的に準備を進めましょう。
最後に
ニューヨークとロサンゼルス、それぞれ生活コストや留学にかかる費用に違いがあることがわかります。ニューヨークは家賃や生活費が高い分、都市のエネルギーや文化的な魅力を身近に感じられるのが特徴です。一方、ロサンゼルスは気候やライフスタイルが快適で、コストを比較的抑えられる点が特徴です。どちらの都市を選ぶにしても、自分の予算や生活スタイルに合った計画を立て、充実した留学生活を送りましょう!

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