アメリカの若者はどうやって稼いでいるの? 〜留学生はどんな仕事をしてる?リアルな現地事情〜
- Karyo Sugimoto

- 9月19日
- 読了時間: 7分
こんにちは、ロサンゼルス留学中のKaryoです。今回は「アメリカの若者たちって、普段どんなふうにお金を稼いでいるんだろう?」というテーマで書いてみたいと思います。さらに、私のように海外から来た大学生(F-1ビザ保持者)は、どんな仕事ができるのか?現地で実際に働いてみた私の実体験を紹介しながら、リアルなアメリカでの生活事情をお届けします!
目次
注意:このブログではアメリカ国籍または永住権を持ち、合法的に報酬を得られる若者たちの働き方と留学生(F-1ビザなど)の制限のある働き方の両方について紹介していきます。 アメリカに留学していると、現地の友達が自由にアルバイトやデリバリーをしているのを見て、「留学生もできるの?」と思う方もいるかもしれません。実際には、ビザの種類によって働ける範囲やルールが厳しく分かれています。
1.アメリカの若者はこうして稼ぐ!主な5つの方法
カフェ・レストランのバイト(Server / Barista) スターバックスやChipotle、ローカルカフェやレストランでのアルバイトは定番。ほとんどの学生たちがレストランやカフェなどでアルバイトをしています。ただアメリカのアルバイトの給料だけでは日々生活することが厳しいのでチップが学生たちにとっては助けになってきます。レストランなどの接客業は時給+チップがマストになってきており、やはりアメリカの時給は日本の相場よりは高いですが、物価の違いがあり、チップがないと生活が困難になっていってしまうようです。

メリット:
接客スキルが身につく
チップで収入が大きく変わる
フード割引などの特典があることも
デメリット:
立ち仕事で体力的に大変
忙しい時間帯は精神的にも疲れる
チップは不安定で、日によって収入が変動
平均月収:$1,200〜$2,000(時給$18 週20〜25時間+チップ込み)
フリーランス(デザイン・動画編集・SNS運用など) CanvaやCapCutなどの無料ツールを使って、インスタの投稿作成や動画編集を請け負っている大学生もたくさんいます。私の大学の友達も企業から動画の編集や、SNS運用を任せられており、そういった、企業から少し業務を任せられる生徒も少なくはないそうです。
メリット:
スキルがそのまま収入になる
自分のペースで働ける
将来のキャリアにつながる経験になる
デメリット:
安定的な案件獲得が難しい
クライアントとのやり取りや納期管理が必要
スキル習得までに時間がかかることも
平均月収:$500〜$1,500(案件次第・経験による)
転売(リセール)ビジネス NikeやSupreme、スニーカー、古着を仕入れて、eBayやFacebook Marketplaceで販売。この転売が現在アメリカの若者たちの中では流行っています。特にスニーカーブーム(Nikeのコラボスニーカーやレアなスニーカーなど)がまだアメリカではきているのでスニーカーや、古着などはよく若者や学生たちがリセールをしているのをみます。理由としてはうまくいけば月に数千ドル稼げると言う点です。もちろんリスクはありますが、大量にスニーカーを買って売っていると言う学生も多いと思います。フリマ感覚で始めている人が多
い印象です。

メリット:
初期費用が少なめでも始められる
コツを掴めば高利益も可能
趣味と収入がリンクする人も多い
デメリット:
在庫リスクや売れ残りがある
価格の変動リスクがある
梱包・発送などの手間がかかる
平均月収:$300〜$2,000(学生でも月$3,000以上稼ぐ例も)
Uber Eats / DoorDash(デリバリー) 車やバイク、電動キックボードでフードを配達。自身が好きな時間に働けると言う点が人気で、学生たちは勉強や学生生活で限られた時間で働くことになるのでこういったデリバリーは隙間時間を見つけて稼ぐことができる。

メリット:
働く時間を完全に自分で調整できる
注文が多い日は稼げる
デメリット:
事故などのリスクがある
雨や寒い日はかなり大変
車両維持費・ガソリン代がかかる
平均月収:$1,000〜$2,500(時給$18~$20 週15〜25時間稼働)
SNSでのインフルエンサー活動 TikTokやInstagramで自分の世界観を発信し、ブランド案件やアフィリエイト収入を得る人も。最近もよくSNSで日本人の学生たちがSNS活動をやっていると同じく、アメリカの学生たちの中でも美容系・留学系・語学系のアカウントが人気です。私の大学にもインフルエンサーの方がますし、自身もよく日本人留学生のVlogなどをみます。特によくSNSで見るのは学生生活のVlogであったり、と言うのは若者、学生であるからこそのコンテンツが作れるので人気な理由だと思います。
メリット:
自分らしさを表現しながら収入が得られる
SNSマーケのスキルがつく
ファンや仲間ができる
デメリット:
収入化までに時間がかかる
炎上やプライバシーのリスクも
継続的に投稿・改善する努力が必要
平均月収:$0〜$1,500(人気になれば$1500以上月に稼げる)
2. 留学生はどんな仕事ができる?(F-1ビザ)
留学生(F-1ビザ)は働ける場所・条件が限られています。私自身も驚いたのですが、原則的に「大学のキャンパス内のみ」で「週20時間以内」と決まっています。留学生は平均的に月に$1400日本円で約20万円(1ドル=140円計算)稼ぐことができます。
働ける代表例:
学内のカフェテリア → トレイの片付け、レジ対応など
図書館の受付・整理業務 → 静かに働けて人気のポジション
学内ITサポート → パソコンが得意な人向け。学生からの相談対応など
学内事務・留学生オフィス補助 → 書類整理や簡単な窓口対応。 ※ 注意点:学外で働くにはCPT(Curricular Practical Training)またはOPT(Optional Practical Training)という手続きが必要です。申請なしで学外で働くと、ビザが取り消されるリスクもあるので注意!
3. 実際のエピソード:留学生のリアルな仕事事情
私自身の経験としては、私はアメリカの大学内にたまたま幼稚園があったためそこで働かさせてもらいました。自分自身子供が好きだったので幼稚園で働けたことは最高でしたし、それとともに自身の英語力の向上にもつながったので、もし留学に行かれる方で校内に幼稚園があれば、英語を話す機会も増え、学校生活では使わないような子供や大人と話す時だからこそ使う単語や会話から英語能力を高めるのにはうってつけの場所だと思います。特に子供と会話をするときは普段学生生活で使わない単語などがたくさん出てくるので、子供が好きそして、英単語をもっと学びいたいという方にはうってつけの場所だと思います。もちろん働く前は幼稚園ということもあり、簡単なテストなどが必要ですが、いつもの学生生活では味わえないような経験が働くことにより得ることができるので最高の経験になると思います。
まとめ
アメリカの若者たちは、レストランやカフェでのアルバイトから、フリーランス、転売、デリバリー、SNS活動まで、本当に多様な方法でお金を稼いでいます。私の現地の友人はレストランでアルバイトをしており、”バイトの給料だけでは足りずやはりチップがないと生活をするのが大変だ”とおっしゃっていました。一方で、留学生(F-1ビザ)には働き方に制限があり、”原則としてキャンパス内の仕事が中心となります”。ですが、私自身もアメリカの幼稚園で働いた経験を通じてお金だけでなく学校生活以外での英語力アップや現地でしか得られない貴重な経験を得ることができました。留学中は働く=お金を稼ぐだけでなく、新しい環境で自分を成長させるチャンスと捉えると、どんな仕事でも必ずプラスの経験になるはずです。これから留学を考えている方は、現地でのアルバイトを通じて、勉強以外にもたくさんの学びを得てみてください。 弊社では、日本からアメリカ進出をお考えの企業様向けに、展示会サポートからウェブマーケティング支援も行っております。 こんな展示会に興味がある!調査やレポートして!などのリクエストやご質問、ご相談もお気軽にどうぞ!
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