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  • 執筆者の写真mitsu

営業 〜偶然と必然のあいだ〜


1999年に「冷静と情熱のあいだ」という小説が流行り、映画にもなりました。本を読んだけど内容はあまり覚えていません(笑)。。ただタイトルが良いなぁと思ったことは覚えています。そしてそれに無理やりひっかけて今回考えてみたいのは、「偶然と必然のあいだ」です。偶然の出会いと必然の出会い、あるいはまったく予期せぬ出会いと予想される出会いと、そのあいだ。

今の時代、情報を得る時に当たり前に使うインターネット、これはどちらかというと必然の出会い。自分が欲しい情報をキーワード入力などで検索、大抵はそこで欲しかった情報をゲットして終わりですよね。また、アマゾンでのお買い物時などによくある「この本を読んだ人はこれも買ってますよ」などの推薦機能しかり、Facebookのタイムラインに流れる情報なども、読んでいる人の志向に合わせたコンテンツが流れる仕組みになっていますので、それは予想される範囲の必然の出会いなんですね。

対して、どこかの待合室で雑誌をパラパラめくってみたり、本屋さんに足を運ぶことなどは、偶然の出会いがよくあります。自分が特に探していなかった情報が偶然目に入り、あれっと気になって記事を読み始めたり、本の背表紙のタイトルが気になり手に取って新しい発見があった、なんていう経験ありませんか?これはなかなか楽しいものですよね。旅行などで、行ったことのない新しい街を歩くのもそんな偶然の出会いがありますよね。

人と人との出会いで考えてみましょう。 接点や共通点が無い人との偶然の出会いは、交流は発生しにくく挨拶や雑談程度の会話で終わるのが普通。また、毎日同じ職場で会う同僚などとの交流の場合は安心感がある反面、慣れ過ぎてしまって特別な興奮やわくわく感が少なくなりがち。そう考えると、その「偶然と必然のあいだ」が一番楽しい過程だと言えます。偶然から始まり、必然に変化して行くプロセス、そのあいだ。

そこで想像して欲しいのが、営業の仕事。 特に新規開拓の営業という仕事は、「偶然と必然のあいだ」の出会いがたくさん! 営業職でなければ出会わなかったであろう人たちとたくさん会える仕事なんです。

偶然か必然か、お互いに初めましてと挨拶をしてコミュニケーションが始まります。会話とやり取りを通して共通点を見つけながらニーズを引き出し、解決策を提案、価値交換をしつつ関係を構築して行く過程は、時に辛いこともあったりしますが、同時に楽しくもあり、興奮とわくわく感を味わえる状態なのですね〜。

うまく伝わっているのか不安ですが、 営業という仕事はそんな出会いがあって素敵なんです!というお話でした。

営業職の皆様、 冷静さと情熱をしっかり持ちつつ「偶然と必然のあいだ」を楽しもう!

Posted by mitsu

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