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アメリカでの人材採用 その1 - 「ここで働きたい!」 -

  • 執筆者の写真: mitsu
    mitsu
  • 2018年7月18日
  • 読了時間: 3分

ロサンゼルスエリアの様々な日系企業の方とお話をしていると、人材不足で困っているという声をあちこちで耳にします。現地アメリカ人の採用のシビアさはもちろん、近年は特に移民ビザ取得が厳しくなっている傾向もあり、日本語を母国語とする日英バイリンガル人材を獲得するのも本当に難しい状況ですよね。そんな経営陣、採用や人事に関わる担当者さん向けに記事を書いてみます。

まずお伝えしたいこと。 

「人材採用はマーケティングと同じ」

商品やサービスを売るときは、それを求めている人に 知らせる→興味を持ってもらう→購入してもらう→リピートしてもらう というのが消費者行動の順番であり、マーケティング上考えるべき流れかと思います。

人材採用も同じですよね? あなたの会社が人材募集をしていることを 知らせる→興味を持ってもらう→応募してもらう→採用→長く勤務してもらう というのが大枠の目指す流れでしょう。

そして、今回の記事の主旨となるポイントがここなのですが、 求人ポータルサイトなどで求人広告を出して、「知らせる」だけで満足してしまっていませんか?

求職者の行動パターンは、

1、求人ポータルサイト(広告)または興味のある業界の企業を検索、気になる会社を選別 2、選別した会社のウェブサイトをチェックし、会社概要・理念や採用ページを確認する 3、興味を持った会社に応募、履歴書を送る

と予想できますよね。

あなたの会社が求人募集をしていることを知らせても、会社に興味を持ってもらい、実際に応募をしてもらうための施策が無ければ、意味がないばかりか採用コストだけがかさんでいきます。逆に言うと、たくさんの人に「知らせる」ことは求人ポータルサイト等への広告出稿でいつでも出来るので、その後(2:興味を持たせ、3:応募してもらう)の施策を強化することこそが、求める理想の人材を獲得するために最も重要視すべき点だと言えます。

また興味を持ってもらうことと同時に、いろんな意味で条件・相性が合わない求職者をフィルタリング(応募してもらわない)するような施策をすることで、結果的に時間削減→採用コストの削減に繋がると思います。

上記のような点を意識して、ウェブサイトや採用ページの充実を図ることで、 「ここで働きたい!」と思ってもらえる求人応募者を増やすことに繋がるはずです。

求人情報を見たら手当たり次第に応募しているような100人よりも、 自主的に「ここで働きたい!」と思ってくれた1人の人材の方が何倍も貴重ですよね?

ということで次回は、 その2 - 欲しい人材を獲得する採用ページ作りのススメ - と題して、実践的な内容で書いてみようと思います。

記事内容に関してご相談などあれば、ゼロハチロックまでお気軽にご連絡ください。 「ここで働きたい!」と思ってもらう会社・採用ページ創りのお手伝いを全力でさせて頂きます!

Posted by mitsu

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