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NBAと日本バスケ B.Leagueガイド

執筆者の写真: Karyo SugimotoKaryo Sugimoto

こんにちは、ロスアンゼルス留学中の学生、Karyoです。スポーツが大好きで色々なスポーツを観戦するのですが、先日、 Los Angels Lakers のバスケットボールの試合を始めて見に行き、日本とアメリカのバスケの規模の大きさの違いに驚愕しました。


2025年2月現在、日本のエース、Los Angels Lakers 所属八村塁選手、NBAから日本に戻ってきた渡辺雄太選手、日本からNBAの舞台へ挑戦している、河村勇輝選手、冨永啓生選手、日本から世界で活躍されている選手たちの影響からバスケ熱が再来しています。バスケットボールは世界中で人気のあるスポーツですが、各国によってリーグの特徴や運営の仕組みが異なります。今回は、アメリカのプロバスケットボールリーグ「NBA」と、日本のプロバスケットボールリーグ「B.League」の違いについて詳しく解説し、それぞれの起源についても紹介します。


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Part 1:NBAとB.Leagueの違い

Part 2 : 日本とアメリカのバスケットボールの経済への影響と人気の違い

Part 3 : どのようにしたらB.Leagueが発展するのか(NBAのビジネスを見て)

 

Part 1:NBAとB.Leagueの違い


NBAとは?


NBA(National Basketball Association)は、1946年に「BAA(Basketball Association of America)」として設立され、1949年にNBL(National Basketball League)と合併し、「NBA」となりました。アメリカで最も権威のあるプロバスケットボールリーグであり、世界中のトッププレイヤーが集まる最高峰のリーグです。


NBAの特徴

  1. リーグの規模と人気

    • 2025年2月現在、30チーム(東西15チームずつ)が所属。

    • アメリカ国内のみならず、カナダにも1チーム(トロント・ラプターズ)が存在。

    • 世界中で放映され、グローバルなスポーツイベントとしての影響力が大きい。

  2. 試合形式

    • 各チーム82試合(ホーム41試合、アウェイ41試合)のレギュラーシーズンを戦う。

    • 上位チームがプレーオフに進出し、7戦4勝制のトーナメントでNBAチャンピオンを決定。

    • 1クォーター12分4クォーター制

  3. 選手層と実力

    • 世界中のトップレベルの選手が集まる。

    • NBAドラフトを通じて、新人選手が各チームに加入。

    • 身体能力の高い選手が多く、プレースタイルはダイナミックでフィジカルが求められる。

  4. 経済規模



B.LEAGUEとは?

ウェブサイト:https://www.bleague.jp/


B.LEAGUEの起源

B.LEAGUEは、日本のプロバスケットボールリーグで、2016年に誕生しました。それ以前、日本には「JBL(日本バスケットボールリーグ)」と「bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)」という2つのリーグが存在していました。しかし、日本バスケットボール協会(JBA)の方針の違いなどによりリーグが統一されず、国際バスケットボール連盟(FIBA)から制裁を受ける事態に。これを受け、2016年にB.LEAGUEとして一本化されました。



B.LEAGUEの特徴

  1. リーグの構造

    • 1部(B1)、2部(B2)、3部(B3)の3つのディビジョンに分かれる。

    • 2024年現在、B1には24チーム、B2には14チームが所属。

    • B1とB2の間には昇格・降格制度がある。

  2. 試合形式

    • B1は全60試合(30ホーム、30アウェイ)のレギュラーシーズンを戦う。

    • 上位チームが「B.LEAGUEチャンピオンシップ(プレーオフ)」に進出し、優勝を争う。

    • B2下位チームはB3に降格する可能性がある。

    • 1クォーター10分の4クォーター制

  3. 選手層と実力

    • 日本人選手を中心に、外国籍選手も所属。

    • 近年、NBA経験者やヨーロッパのトップリーグでプレーした選手が加入し、レベルが向上。

    • NBAほどのフィジカルはないが、戦術的なプレーが重視される。

  4. 経済規模

    • NBAと比べると規模は小さいが、年々成長中。(特に最近)

    • 選手の平均年俸は(2024年時点での)約3,000万円~5,000万円程度(トップ選手は1億円以上)。

    • 近年はスポンサーやテレビ放映の増加で収益が拡大している。



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最後に

NBAとB.Leagueは、歴史や規模、競技レベル、経済的影響など、多くの面で大きな違いがあります。しかし、日本バスケの成長とともに、B.Leagueも着実に発展しており、近年ではNBA経験者や海外のトップ選手が参戦するなど、リーグのレベルも大幅に上がっています。

とはいえ、「なぜNBAはここまで世界的なリーグとなり、B.Leagueはまだ発展の途中なのか?」 その背景には、バスケットボールが国全体の経済や文化に与える影響、そしてアメリカと日本のスポーツビジネスシーンの違いが大きく関係していると考えています。

次の Part 2 では、「日本とアメリカのバスケットボールが経済や人気にどのような影響を与えているのか」について、さらに深掘りしていきましょう。

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