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執筆者の写真Akinori Akiyama

マーケティングに生成AIを活用する方法

更新日:2023年6月21日

2023年現在、AIの話題が世間をにぎわせています。また、2023年にAdobeが発表した調査結果によると、生成AIについて好意的な考えを示している人の割合は日本では76%で、アメリカでは43%でした。生成AIが自分には無関係と答えた人の割合は日本では9%で、アメリカでは32%でした。この結果を見てみると、日本人はAIについてかなり好意的であることが分かります。


一方、「生成AIによって作られたコンテンツを積極的に使用したいですか」という企業のマーケティング担当者への質問に対して、積極的に使用していきたいと考えた人の割合は日本では31%で、アメリカでは64%でした。消費者側とは異なり、日本のマーケターは生成AIに対してあまり積極的でないことが分かります。


しかし、これからの時代において生成AIを無視したマーケティング活動は難しくなっていくのではないかと個人的に思います。

テキスト生成、画像生成、音声生成、動画生成など生成AIにはいくつか種類があります。

この記事ではこの四つの生成AIをマーケティングにどのように生かすことができるのかについて書いていきます。



1, テキスト生成AI


まずは、ChatGPTを筆頭とするテキスト生成AIです。テキスト生成AIを使うことで簡単に文章を作ることができます。マーケティング活動において文章を書く機会はたくさんありますので、キーワードや重要ポイントを指定するだけで文章を作ってくれるテキスト生成AIは大きく役に立ちます。また、テキスト生成AIを使うことで調査活動や分析活動を効率化することができます。


今回はChatGPTを使ってみました。

日本で一番人気の料理について聞いたら答えてくれました。





2, 画像生成AI


次に画像生成AIです。画像生成AIを使うことで魅力的な広告やコンテンツのイメージをすぐに生成することができます。これにより、独創的なコンテンツを効率的に作ることができます。他にも、ユーザーごとにカスタマイズされた広告を作ることができるので、それぞれのユーザーに合った最適なマーケティングをすることができます。


Free AI Image GENERATORというものを使ってみました。

”happiness” “the cars of the future” “a dog riding a bicycle on the moon” の三つを検索してみました。














3, 音声生成AI


次に音声生成AIです。音声生成AIを使うことでテキストコンテントを音声化し、オーディオコンテンツにすることができます。また、ラジオ広告やポッドキャスト広告の音声を生成することもできます。


VEED.IOというものを使ってみました

今回は寿司についての説明を音声にしてもらいました。






4, 動画生成AI


最後に動画生成AIです。画像生成AIと被ってしまうのですが、動画生成AIを使うことでユーザーごとにカスタマイズされた動画広告を作ることができます。

また、商品のデモ動画やチュートリアル動画も作ることができ、商品の機能や使い方を分かりやすく伝えることができます。他にも、ソーシャルメディアのコンテンツも作ることができ、ソーシャルメディアのプラットフォームでエンゲージメントを高めることができます。


LUCAS AI Video Creatorというものを使ってみました

東京で訪れるべき観光名所を三つあげて40秒ほどの動画にしてほしいと入力したら作ってくれました。






ここまで四つの生成AIを活用する方法を書いてきました。しかし、これらの生成AIはまだまだできて間もなく、これからもさらに進化していきます。これから先の時代でマーケティング活動がどう進化していくのかが楽しみです。


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