前回、趣味目的でアメリカでドローンを飛ばす方法をお伝えしましたが、商用目的で飛ばす場合にはどうしたら良いかを今回はお伝えしようと思います。
その前にそもそも趣味と商用はどのように区分されるのでしょうか?
写真や動画をドローンから撮り、それを販売する場合 → 商用
結婚式で空から写真を撮る場合 → 商用
不動産関連の写真を撮る場合 → 商用
映画やテレビで使うシネマ用映像を撮る場合 → 商用
つまりは・・・
そこに何か金銭が発生するものは全て商用と考えた方が良いでしょう。撮った動画をYoutubeなどにアップし、そこで収益が発生している場合も同じような商用扱いになる可能性も否めません。ちなみに趣味目的でしか登録していない人がビジネスに利用していることが判明した場合、罰金がありますので注意しましょう。
商用目的でドローンを飛ばすためには以下の条件を満たしていなければいけません。
16歳以上であること
英語の読み書きがきちんとできること
Remote Pilot Airman Certificateを持っていること
Transportation Security Administration(TSA)をパスすること
Remote Pilot Airman Certificate・・・
あまり聞き慣れない言葉だとは思いますが、Certificateとは証書のことで証書をもらうためにはテストにパスしなくてはいけません。
そう、商用目的でアメリカでドローンを飛ばす場合はきちんとテストを受け、合格しないと認められないのです。
テストのことはまた別の機会に改めてこのブログで紹介させていただきますが、簡易的に言うと、
テストは筆記のみ
全60問の三択形式で70%以上(42問正解)でパス
FAAから指定された場所で受ける
与えられた時間は2時間
テストを受けるのに150ドルかかる(落ちた場合はまた支払いが発生)
落ちた場合は14日間は空ける必要がある
辞書やその他持ち込みは一切禁止
若干ハードルが高い感じもしますね。
私は1週間ぐらい勉強して、一発合格でした。
ちなみにドローンを飛ばす本人がライセンスを持っていなくても、そのフライトチームの中にライセンス所有者がいて、きちんとその人の監視のもとであれば良いみたいです。 弊社では今後同行プランみたいなものも用意しようかと思っています。
それでは皆さん、Happy Drone Lifeを!!
Posted by ASTERAS
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