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  • 執筆者の写真mitsu

「これならできる」簡単アクセス解析! - Google Analyticsの使い方(活用術) -

更新日:2021年1月8日


自社ウェブサイトのアクセス解析をしていますか?

オンライン上で、会社から情報発信をする拠点となる場所であり、対外的にまず最初に見られる会社の顔と言ってもよいのがホームページ(ウェブサイト)。少しオーバーに言うと、ウェブサイトがない会社は、オンライン上では存在していないことと同様、もしくは名刺を持たない営業マンと言えるかもしれません。逆に、しっかり機能するウェブサイトは、優秀な営業マン数人分もの働きをして売り上げに貢献する可能性もあります。(しかも営業マンを雇うよりも遥かにコストを抑えて)

「はい、ウェブサイト持ってますよ。」という企業さんがほとんどかと思いますが、定期的にアクセス解析をしてウェブサイトの改善や最適化を行っている企業さんはどれくらいいるでしょうか?

マーケティングやITに詳しい担当者がいればその仕事を任せられるかもしれませんが、そんな人材を雇う余裕はないよという企業さんも少なくないかと思います。

・どれくらいの人が見てるか気にはなってる ・でも、よく分からないし面倒そうだから ・改善しなきゃとは思ってるけど時間がないよ

そんな、ビジネスオーナー様の参考になれば嬉しいです。

自社でアクセス解析ツールを作っているような会社以外は、無償提供されているGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)を使うことが主流かと思います。ただ、設定はしているがデータが多すぎて何をどう見てどんな風に役立てるかがわからないという話をよく伺います。そこをシンプル化(ポイントを絞って、他のデータは見ない)してみましょうという提案です。

※Google Analyticsの設定ができている前提での内容になります。  参考:https://www.google.com/intl/ja/analytics/

1、まず、ウェブサイト自体の最終的な目的/目標を明確化する

目的はたくさんあると思いますが、最終的に訪問してくれた人にどんな行動を取って欲しいかをなるべく具体的に考え、ウェブサイト自体の目的/目標を明確化する。

例えば、 ・サービスの問い合わせをしてもらう ・資料請求をしてもらう ・商品を購入してもらう ・メールマガジンの購読をしてもらう ・商品やサービスの知識や情報を得てもらう など

※この時点で、ウェブサイト自体の改修が必要だなと思えば、それをやりましょう。

2、アクセス解析ツールで確認したいポイントを絞る

1の目的/目標達成に影響しそうな数値から優先的に、確認するポイントを絞る。

(目安として5項目〜10項目)

・ユーザー数 ・セッション数 ・ページビュー ・平均セッション時間(滞在時間) ・よく見られているページ ・最初に見られているページ ・何のデバイスで見てるか(PC, Mobile, Tablet) ・どこからの流入? ・ユーザー属性(地域) ・コンバージョン率>目標設定

3、定期的に、記録→問題提起→改善をする

一番大変だけど重要なのはこの部分。気になった時だけアクセス数をチェックして「ふーんなるほどね」と状況を把握したような気になっても、そのまま忘れて何も改善されなければ意味がないですよね? そこで、シンプルに2で絞った数値のみを記録します。 例えば、毎月一回のルーティンとして1時間程度の作業なら簡単ですよね?

できるならその際に、 ウェブサイト以外で関連しそうな数値も合わせて記録→観察するのも良いかと思います。

例えば、 ・メディアや広告の露出量(経費) ・電話やメールなどでのお問い合わせ数 ・売上や注文量(金額) など

同じ視点で定期的に記録された数字を観察してみることで、問題点や改善点が見つけやすくなるはずです。問題提起、改善点を毎月一つだけ見つけ実行→仮説検証→改善を繰り返す。そうすると、1年で12個の改善ができるとイメージできますよね?

いかがでしょうか?これならできるかも!って思いません?

それぞれの企業のビジネス形態、目指すもの、ブランド、予算などによってもウェブサイトの存在価値が変わってくるかと思いますが、一つの店舗や支店、または一人の人材を育てていくのと同じ感覚で自社ウェブサイトを運用してみてください。びっくりするほどの変化やメリット、お客様や社員に与える影響があったり、予想外のブレイクスルーを起こす可能性を秘めていると思います。

それでは皆さん、GOOD LUCK!! ウェブサイト制作やリニューアル、マーケティングに関してのご相談はもちろん、 「ん〜、よくわからんっ!」という方も、無料相談フォームよりお気軽にご連絡ください。

Posted by mitsu

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