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急成長を遂げるMLS(メジャーリーグサッカー)とJリーグの課題 1

更新日:2023年5月25日

皆さんはサッカーが好きですか?見るのが好きな人、するのが好きな人、ワールドカップだけは見る人、サッカー自体にはそこまで興味がない人などいろいろだと思います。また、サッカーについて聞いたときに思い浮かべるのは、日本のJリーグや日本代表、南米やヨーロッパの強豪国のサッカーだと思います。


しかし、現在、アメリカでサッカー人気が急上昇しているのをご存じでしょうか?もしかしたらサッカーと聞いてアメリカを思い浮かべた人はそこまでいないのかもしれませんが、アメリカではサッカーが人気なのです。実際、過去3回のワールドカップで、開催国以外で最もチケット購入者が多かった国はアメリカなのです。


そこで、アメリカと日本の市場規模を比較する一例として、私の大好きなサッカーを取り上げて、「サッカー×経済・経営」の観点から比較していきたいと思います。この記事では金額的な面から比較していこうと思います。

また、このシリーズの最後にJリーグが取り組むべきことについて個人的な意見を書いていこうと思っています。



年棒

J1リーグの平均年棒は3446万円


1位 アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)20億円(イニエスタ選手だけ例外的に高い)

2位 大迫勇也(ヴィッセル神戸)3.2億円

3位 キャスパー・ユンカー(名古屋グランパス)2億円


MLSの平均年棒は41万ドル(約5700万円)


1位 ロレンツォ・インシーニェ(トロントFC) $14,000,000(約19.6億円)

2位 ジェルダン・シャキリ(シカゴ・ファイヤー)$8,150,000 (約11億円)

3位 チチャリート(LAギャラクシー) $7,440,000 (約10億円)



世界的なスーパースターであるイニエスタ選手を除いて、平均してMLSの選手はJ1リーグの選手より2000万円ほど多い年棒があることが分かります。ちなみにイニエスタ選手のインスタグラムのフォロワー数は4190万人です。今年限りで退団が決まってしまいましたが、こんな偉大な選手が5年間も日本でプレーしてくれたことに感謝しかありません。



放映権

Jリーグ  年間約218億円


MLS 年間約2.5億ドル(約335億円)


放映権はMLSの方が100億円以上高いことが分かります。また、AppleはApple TVでMLSを放送するために10年25億ドルの契約を結びました。2023年シーズンから10年にわたってMLS全試合が放送されます。



売上

2021年のJリーグの収益は1240億円(J1,J2,J3の57クラブ合わせて)


2022年のMLSの全クラブの合計の収益は$15億4900万(約2078億円)(29クラブ)


売上でもクラブの数がJリーグに比べて半分のMLSが約800億円上回っていることが分かります。



市場価値


サッカーにおける市場価値とは選手がどれだけ価値があるのかを示したものです。J1リーグの全選手の合計とMLSの全選手の合計で比較します。



J1リーグ  380億円  (約630人)(第30位)


MLS    1455億円 (約810人)(第13位)


人数の差はありますが、なんと市場価値という分野ではMLSはJ1リーグの約4倍も上回っています。市場価値は若い選手やアジアの選手よりもヨーロッパの選手の方が高くなる傾向があるので単に数字だけでは比べることができませんが、MLSのこの数字は世界中からそれだけ注目されているともいうことができます。



次の記事では、MLSがこれだけ高い数字を出している要因についてMLSのリーグの仕組みから解説していきたいと思います。



参考資料 :




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