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音楽と文章とマーケティングの共通点


良い文章ってどんな文章なのだろう?答えは人それぞれかもしれませんが、私は良い文章は、良い音楽と似ているなと思います。 心地よいリズムですーっと心に染みわたるもの。

いくら内容が素晴らしくても、単調な文章が続くと、読み手がすぐに飽きてしまいます。もったいない。リズミカルな文章を書くには、まず文章の長さに変化をつけることが大切です。長い文章→短い文章→長い文章→短い文章を交互に使ったりして、遊んでみてください。自然と心地よいリズムができてきます。または、注目してもらいたい一番大事なポイントを、あえて短い言葉でまとめると、よりインパクトが出ます。

音楽用語で「クレシェンド」と言う言葉があります。音が次第に大きく、強くなると言う表現方法を意味するのですが、曲のサビの前に、徐々に音も気分も盛り上がるのは、このクレシェンドが用いられているからでしょう。実は文章の中でもこれは、欠かせない要素の一つなのです。一番伝えたい、たった一つのことがあり、そのたった一つのことをドラマティックに演出してあげるのが、取り巻く言葉達の役割なのです。

音楽も文章にも限らず、コピーライティングもマーケティングも結局は受け手のもの。受け手の心を動かし、「なるほど」「役に立った」「得した」「感動した」と思わせなければならないのです。

「名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 鈴木康之著」の中で、このように綴られています:

「文章はまず第一に、読む人のためのもの。そして読んでもらって、目的を果たしてはじめてやっとあなたのためのものになるのです。」

文章を書いていても、マーケティング戦略を考えていても、ついつい自分の世界にのめり込んでしまいがちですが、決して忘れてはなりません。主役は常に相手であるということを。

Written by CHI KITAGAWA

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