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安価なメールの落とし穴。POPは過去の遺産!?


今日はEメールに関してのお話です。 普段何気なく使っているEメール。一般的に利用されるようになったのは1980年代と言われていますが、その歴史をたどると実は開発されてから50年以上経っています。もともとは1965年に複数の利用者が相互に通信するための方法として考えられたのが始まりでした。 私も長いことコンピューターに触れていますが(といっても20年ぐらい)、Eメールというくくりで言えば、最初はYahooやHotmailなどを使った無料のウェブメールを使っていました。今ではGoogleが提供するGmailなどもあり、個人用アカウントとして幅広く利用していらっしゃる方も多いと思います。一方仕事用となると独自ドメイン(@asterascorp.comなど)を取得して、それぞれ利用していらっしゃるのではないでしょうか。

独自ドメインを取得してのメールはどこかにレンタルスペースを確保し(ホスティングと言います)、メール専用ソフト(Microsoft Outlookなど)を使用してメールの送受信をするのが一般的です。10人~25人規模のSmall Business企業は大概POPと言われるサービスを利用されていらっしゃるかと思います。POPは初期から利用されている通信手段で、簡単に言うと外部で管理されているサーバーからメールをダウンロードしてくる方法です。POPは比較的安価で使用できますが(安いサービスでは10アカウントで10ドルなど)、問題はその方法です。当然PCにダウンロードしてくるわけですから、そのデータは圧縮されてはいるものの、容量は増えるばかりです。しかも昨今ではPCだけではなく、iPhoneやAndroidなどでメールを受信していらっしゃる方も多いでしょう。つまり・・・POPだと全ての端末でダウンロードしなくてはいけないという手間がある他、メールソフトに”サーバーにメッセージのコピーを置く”という設定を忘れていると、その間のメールは他の端末では一切受信できなくなるのも問題です。 またそれ以外にも送信メールは共有することができないという問題もあります。オフィスにいるときに送信したあのメール、外出先から確認する必要が・・・なんていうこともきっとみなさんあるはずです。 ではこれを回避するのはどうしたらいいのでしょうか? 次回はそんな方々にオススメのメールサービスを紹介したいと思います。

03.07.2016 update

Posted by ASTERAS

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